10円で買えるお菓子として有名なうまい棒は、大人になっても縁のある駄菓子です。テレビでもしばしば耳にする名前ではないでしょうか。
知らない方も多いのですが、実は多くの種類が発売されており、現在では販売中止になっているものや地域限定の商品も含めると、膨大な数になります。
このサイトでは、珍しい種類や地域限定のうまい棒をはじめとした情報をお届けしていきます。
うまい棒の基礎知識
ここで基礎知識を紹介しておきましょう。知らなくてもまったく困らないのですが、知っておくと豆知識として疲労できる日がやってくるかもしれません。
うまい棒とは株式会社やおきんが販売しているスナック菓子で、製造を行っているのはリスか株式会社です。よく10円と言われるのですが、１本９円で販売しているところもあります。ネットで見ても、たしかに９円で販売しているショップがあるのです。
元々の価格が安いので、さらに値下げしてもインパクトは薄いのが実感ですが、２桁の価格が１桁になると考えると、すごいことかもしれません。何しろ、10円を渡してお釣りが返ってくるのです。ちなみに、10円から９円に値下げをするということは、10％割引をしていることになります。割合としては地味に大きいのですが、値段にすると１円なのでやはり小さな差にしかなりません。
このように一部の例外はあるものの、うまい棒とは１本10円を売りにしており、これまでに価格変更をし着てきませんでした。当然、原材料の費用は時期によって変わります。純粋な経営努力だけでは持ちこたえるのが厳しそうですが、実は価格ではなく大きさを変えていたのです。
長さを変更することによって、原材料費が高騰した時には一本あたりの量を減らすという方法によって対応していたわけで、一部のファンの間で「最近は小さくなった気がする」という話題が出るのも的を得ている可能性が十分にあるのです。
現在では、色々な味の種類が出ているだけではなく、関連グッズも展開しています。たとえば、文房具やリップクリームとしての展開が行われており、根強い人気をうかがわせています。
うまい棒の種類
実に多種多様な種類の味が発売されており、地域限定や期間限定の商品も多くあるだけに、探してみると色々なものがあります。残念ながら、すでに販売が終わっているものもあり、歴史をひもとくと食べるチャンスがなかったものもありました。スナック菓子ですので賞味期限が長そうですし、もしかしたらいまだに持っている人もいるのかもしれません。
大きな話題になった味の種類といえば、チョコ味と納豆味が思い出されます。基本的にはしょっぱい傾向の味付けがされていた従来の種類のものに比べ、甘いチョコレートの味は大きな方向転換に思われました。正直、方向性がぶれていくのではないかと、心配したほどです。もっとも、その不安は杞憂に終わりましたが、それだけ斬新なものだっということでしょう。
そして、チョコ味以上のインパクトを叩き付けたのが納豆味です。納豆味に至っては、初めて食べる時にはゲテモノのような気がして、勇気が必要でした。食べればもちろん美味しいのですが、納豆というリスクの大きいところに参入するのは、プラスに働くかどうかが何とも言えないように感じられました。
結果的には話題を呼んで知名度の向上にもつながったようですが、冒険心がなければできない挑戦でしょう。スナック菓子にはポテトチップスやカールのように有名なものがいくつかありますが、うまい棒も代表格の一つと言えます。それだけの地位を築きながら、あえてチャレンジをするのは容易ではないはずです。
そうした挑戦心があると思ってこれまでに販売が中止された味も見てみると、納得できる気がします。
数々のうまい棒グッズ
パソコンに接続するＵＳＢや入浴剤をはじめとして、様々な関連グッズが販売されています。お菓子ですから、本来は食べることが目的なはずなのですが、パーティーや宴会でも景品として活用されるように、エンターテイメント性の高い存在として認知されているためでしょう。
たしかに、うまい棒はグッズにしても形状が独特であるため、他のスナック菓子と間違われることもなく、明確に区別できます。そうした意味でも、グッズ展開しやすい特色があるのでしょう。ちなみに、グッズは販売されているものと景品などに利用されているものがあります。
それにしても、ＵＳＢになってしまうあたり、国民的なお菓子としての存在感を示している気がします。
うまい棒の通販
コンビニやスーパーでも購入することができますが、珍しい種類を購入しようと思うと色々な店舗に足を運ばなくてはなりませんし、見つかる保障もありません。残念ながら、メインとなるいくつかの味を置いているだけの店が大半ですので、レアな味は見つけるのが大変なのです。そこで重宝するのが通販です。
値段が安いため、うまい棒を通販で購入するという発想に行き着かない方もいるようですが、探してみると実際に販売されています。たとえば、通販の大手である楽天を見てみると、グッズも含めて色々なものが販売されていることが分かります。
ただし、単品で買うことはできないことが多く、ある程度まとめて買わなくてはならないことが大半です。販売する側としても、包装や発送に伴う手間や人件費を考えると、１個10円で販売していては割りにあいません。送料を注文者の負担にしたところで、明らかに元が取れないのです。
そのため、ある程度の量はまとめて注文しなくてはならないようにしておかなくては、通販業者としても継続的に営業していくのが難しくなるのです。そのような事情は理解しておいてください。もっとも、１本10円で計算すると10本でも100円ですし、100本頼んでも1000円という安さですので、それ自体はあまり問題にならないでしょう。
通販を活用する習慣がない方には抵抗があるかもしれませんが、すでに一般的になっていますので、しっかりした業者かどうかを見極めることができれば利用価値が高いものとなっています。
うまい棒のカロリー
カロリーの摂取のしすぎは健康問題に発展しますので、食べすぎには気をつけましょう。うまい棒はスナック菓子ですので、カロリーは低いとは言えません。食べた時に油が染み出る感覚からも想像できると思います。
人間の体は、基本的に足りない栄養素を欲するようにできていますが、脂肪に関しては別です。そのため、油分は十分に摂取していても欲求が収まらず、カロリーの取りすぎにつながってしまうのです。個別にパッケージされていると、ついもう一つ食べたいと思って気持ちがゆるんでしまいがちですので、適量にとどめておきましょう。
地域限定の味も
レアな種類として、地域限定に販売されている味もあります。事前に調べておいて旅行のお土産として買ってきても個性的な品として喜ばれるのではないでしょうか。渡す人数が多い場合には、お土産の購入費用を抑えながら記憶にとどめることができます。
また、ぜひ自分で食べてみたいという場合には通販で探して購入するのも一つの方法です。さすがに地域限定のうまい棒を購入するために現地までおもむくのは負担が大きすぎます。知人が住んでいるのなら、探して送ってもらうように交渉してもよいでしょう。
販売する地域を限定することによって希少価値を出しているお菓子は色々なものが発売されていますが、やはり嬉しいものです。特にお土産としての利用価値が高いので、見つけた時には手に取ってみてください。